- 本書は野球に関する小説ではありません。また、著者はどちらかというと野球に精通しているわけではありません。では何が本書に書かれているかというと、著者が地方の野球場を視察しがてら練習を見たり試合を見たりの道中におけるホテルの雰囲気とか食事のおいしさとか、映画の内容だったりマッサージの良さ等をダラダラと書いています。著者なりのセンスで読みやすく面白く書いてはいますが、小説家が自分の日記を出版してお金を稼いでる感じがすごくしました。人の日記を読むのに500円を出すのって何となくもったいないかな?ということで星は2つです。
- 大好きな本です。もちろん面白い本でもあるのですが、あえてこう書きたいです。
野球に対する愛が伝わってきます。
球場のある地方のよさが伝わってきます。
肩の力を抜いて書かれている文章、自由気ままな旅の楽しさがにじみ出ていてうらやましくなります。すぐにでも旅に出たくなります。
都会で働いてお疲れのすべてのプロ野球ファン(私を含む)に、いや都会でなくても疲れてなくても野球を愛する方すべてにお勧めです。 - よしっ
今年は、地方球場に行こう。
そしてファームを見よう。
ゆっくり育つところを見ればいい。
優勝とか日本一とか 忘れて野球を楽しもう。
なんつ〜か、原点に返るつ〜か。
のんびりヤジったりしてさ。
日曜日、後輩の草野球観戦でもいい。
やっぱ野球はいい。
そんな本です。
昨年の日本シリーズの惨敗で、
深く、深く、ふか〜く落ち込んだ、全国の中日ドラゴンズファン、
あなたたちにお届けしたい! - 中日ファンという同作家がストレスからくる睡眠不足と肩こりなどに悩まされている中,
ふと思い立った沖縄キャンプ訪問から始まる全国野球場巡り行脚&ご当地旨い物巡り&
愚痴からなる6編からなる紀行エッセイ集。
同作家のファンである私として一番衝撃!?だったのは
『今私は失敗作を徹夜仕事で終わらせようとしている小説家・・・二日ほど前から
わかっていたのである。これは面白くなりそうもない,と。しかし,書き換える
時間がないので突き進むしかない・・・』
というくだりからなるところであった。(東北編より)人なので,大なり小なり仕事に
関してはあると思う・・・みんな同じ人間なんだなぁ。と改めて感じたのである。
内容は2002年原ジャイアンツが優勝したシーズンをキャンプから始まり,台湾初の
公式戦,2軍戦,マスターズリーグと様々な話題を盛り込み,少し前の話であるが,
その頃を思い出しつつ,十分楽しめる話であった。 - キャンプを観に沖縄へ行ったり、ダイエー対オリックスの試合(公式戦)を観るためにわざわざ台湾へ行ったり、二軍戦を観るために東北の田舎町へ行ったりと、プロ野球好きの著者が自由業の特権を生かして?綴ったプロ野球観戦記。
基本的に気ままな一人旅。道中の出来事がオモシロさと情けなさが程よい加減の奥田節で楽しめるのは勿論だが、この本はそれだけではない。テレビを見ているだけではわからないプロ野球の楽しみ方が全編に溢れる野球好きにはたまらない一冊である。
個人的には最終章九州編(マスターズリーグ編)で、若くして亡くなってしまった炎のストッパー津田恒美(ある程度の年齢以上のプロ野球ファンなら知らない人はいないと思うので説明は省略)の息子が始球式を努めたときのエピソードとそれに対する著者の僅か2行のコメント。不覚にも感動のあまり目頭が熱くなってしまった。
著者の野球好きが存分に発揮された素晴らしいエッセイである。著者のファンであると同時にプロ野球のファンでもある人(自分)は勿論、著者のファンでなくともプロ野球ファンであれば読んで損することはない、と断言できる…ような気がする。